マンガor男子
「じゃあ桜木は、藍谷の横の席な。」

「うぃーす♪」

あ、今さらながら、俺の名前は藍谷雅也。

藍谷って、変わった名前だろ?

「よろしく、藍谷…ん?

前にも会った事あれへん?」

「…塾、やろ?」

すると瑞穂は、手をポンッと叩き、

「あぁ、そうか!!

よろしくな、雅也♪

色々教えたって☆」

「…何で名前知ってんねん。」

「ん?

何か言ったかぁ?」

「…別に。」

何で、こんな時期に、わざわざ私立のうちの学校に入って来るんだろうか。

始めから受験した方が、楽なのに。

「なぁなぁ、教科書見せて♪」

「…おぉ。」

「なぁなぁ、今日って塾、ある?

俺、早よ沙羅に会いたい♪」

「おー、あんぞ。

お前、若宮に惚れたんか?」

「俺の名前は瑞穂!!

ぃや、早くヲタク話したいなぁ〜って。

あ、まさやん、沙羅のアド持ってるぅ?」

「お前、まさやんって誰の事やねん…

若宮のアドやったら、持ってるけど?」

「じゃあ、ぷりーずみー☆」

「ん、本人に聞いてみる。」

「そうしてそうしてぇ♪」

『桜木が、若宮のアド欲しいって言うてるんやけど、あげてえぇ?( ̄〜 ̄;)』

    〜送信〜
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