未遂探偵J-Cool Catの嘲笑-
「…爆破…しませんよ、この車は…」

ジョーはポケットから小型のプラスチック爆弾を取り出した。

「そ、それは!!」

「…まったく…いやぁな世の中になったもんだ。一般市民が簡単にこんなモノを作り出しちゃえるんだもんなぁ…それはそうと、ほら…また会えましたね、有紀さん…」

ジョーは有紀が車内に仕掛けておいたプラスチック爆弾を有紀が1度、家に戻っていた間に処理していたのだった。

「…もう…私を楽にさせてよ…」

有紀はうつむきながら呟いた。するとジョーは…

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