産まれた我が子
「お母さん・・・。」

「もう心配はない。
私がついているから。
安心しなさい。」

私は初めて母に
甘える事が出来た。

私の鳴き声で父が
寝室から出てきた。

そして私の痣を見て
父が言った。

「お前が夜な夜な
出歩いてる罰だ!!」

父の怒号に私は何も
言えなかった。

「警察にいうなよ!!
姉や兄の事で傷が付く!!」

私は父の言葉に
私はこの家に必要と
されていないと思った。

「あなた!!!」

母は反論したけど
父に勝てる事は無い。


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