産まれた我が子
第2章
私は気がつくと
病院のベッドの上。

「気がつきましたか?」

看護師さんが私に
声を掛けてきた。

「腕を切った時に
出血が多かったので
病院に運ばれたのです。」

私はあのまま
死ぬ事を許されなかった。

そしてお医者さんから
衝撃的な言葉に
私は自分を責めた。

「妊娠しています。」

あの時に出来た子供。
私は初めてで誰の子供か
分からない子を妊娠した。

病院から退院すると
お医者さんの言葉が
こだましていた。

「妊娠・・・。」

私はどうすれば
良いのか分からない。
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