ずっと一緒に…


隼人さんはきっちりとしたスーツに身を包んでいた。


寝癖がついていた髪もきれいに戻っていた。


かっこいい…


あまりにもスーツの似合う隼人さんに見惚れてしまった。


こうゆうのあいた口がふさがらないってやつ??


見惚れてたら、隼人さんの顔が近付いてきて、


「何マヌケ面してんだよ」


ってほっぺをつねられた。


顔が熱くなっていく。


「痛ぃっ~…」


「いくぞ」


そう言って隼人さんはあたしの手を握った。


なんか嘘みたい。


こんなかっこいい男の人があたしの手を握ってるなんて。


マンションを出て車に乗せられる。


「ど、どこ行くんですか??」


緊張して声が震えてる。


「俺の仕事場」


仕事場~!??


てか、隼人さんって何歳なの!??


思い切って聞いてみる。


「あのっ、隼人さんって何歳なんですか??」


ハンドルを握ってる隼人さんに問いかける。


「24」


えぇ~っ!!!
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