ヤンキー執事!?
相変わらず薄暗れぇ
「怖いです…
おばけ屋敷ですか…?」
「まぁ黙ってついてこい」
ギィーッ バンッ
気味がわりぃ
俺が昔世話になった
アジトに入る。
「だれだ?てめ...」
「「「「光輝(さん)っ!!」」」」
「キャァー♪
光輝さん久しぶりですっ」
「おぅ由美」
「光輝何しにきたんなっ♪」
「おぅ大河、ちょっとな」
「「光輝さぁ"―ん」」
「やめろ和、雄。
暑苦しいんだよ」
「…光輝さん、誰たち?」
「あ〜…ごめん、愛香
――――俺の仲間たち」
「…へぇ―っ」
顔が明るくなる
「お前怖くねぇの!?」
そう、ここには
髪の色はカラフルで
ピアスなんて
数えきれなくて
着飾ったバイクが
山ほどある