喇叭空~ラッパゾラ~
誰かがこっちを見てかたまっている。
僕は顔をあげた。
「っ舞子…」
後藤さんと呼ばなきゃいけないはずなのに
とっさに出てきた言葉が
舞子だった。
やばいな。
「蓮…」
えっ?今蓮って言ったよね。
何で蓮なんだ?
前僕は蓮って呼ばれてたのか?
そんなわけはないはずだ
だって僕が好きだっただけで
後藤さんは…
って
ぎゅっ
抱きついてきた。僕の手は後藤さんの後ろに回す。
なんでだよ?
こんなことあっていいのか?
気づいたら後藤さんは泣いていた。
「れんー…もぅ…もう…会えんのんかと…思ってた」
「後藤さん、僕は君のこと大好きだった。
でも君は僕のことずっと好きじゃないって
そう思ってた。」
抱きついていた力が緩んだ。
「後藤さん?もしかして
なんも覚えてないん?
蓮、ねぇ
前は舞子って呼んでたのに…
とにかくうちに上がって。
私ずっと謝りたかった。
話ししたかった。
だから
ちゃんと話すよ。」
僕は顔をあげた。
「っ舞子…」
後藤さんと呼ばなきゃいけないはずなのに
とっさに出てきた言葉が
舞子だった。
やばいな。
「蓮…」
えっ?今蓮って言ったよね。
何で蓮なんだ?
前僕は蓮って呼ばれてたのか?
そんなわけはないはずだ
だって僕が好きだっただけで
後藤さんは…
って
ぎゅっ
抱きついてきた。僕の手は後藤さんの後ろに回す。
なんでだよ?
こんなことあっていいのか?
気づいたら後藤さんは泣いていた。
「れんー…もぅ…もう…会えんのんかと…思ってた」
「後藤さん、僕は君のこと大好きだった。
でも君は僕のことずっと好きじゃないって
そう思ってた。」
抱きついていた力が緩んだ。
「後藤さん?もしかして
なんも覚えてないん?
蓮、ねぇ
前は舞子って呼んでたのに…
とにかくうちに上がって。
私ずっと謝りたかった。
話ししたかった。
だから
ちゃんと話すよ。」