不良な彼トつれないあたし


「おい!
まだかよ〜
てかよ〜夏城ちゃん、早くおいでよ。」


大声で叫んでる、あんたは誰だよ!


あたし知らないから。


やっぱりムシし続ける、あたし。


「ね、ねぇ夏城さん・・。
叫んでるの、目黒先輩だよ・・。
呼んでるのは、真原木先輩だって・・。」


良いづらそうな面して あたしの前に立つ女子。


さっきの弱そうな女子だ。


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