オコサマ恋愛


私そのまま寝ちゃったんだ。

屋上に来たのは、昼休みだから・・・


午後の授業吹っ飛ばしたってコト!!!?


音楽はまだ鳴り止まない。

携帯を取ると、麻耶からの電話だった。


しかも、メールとか着信がハンパない・・・。


「ハイ。もしもし」


覚悟を決めて通話ボタンを押すと、予想通り



「あんた、何やってんの!!?メールの返信ぐらいしてよ!!」



っていう怒鳴り声が聞こえてきた。

耳がキンキンする。



「ごめんって!寝てたの!!」


「で、今どこにいんの!?」



私が必死に謝ると呆れたように麻耶がため息をついて話した。


「えっ!?屋上だよ!」



すると、またため息が聞こえて


「あんたバカ!!?もうあたしもう帰ってきちゃったから、1人で帰ってよ?」



そんなぁーー!!

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