ヤンキー育成高等学校

水がしたたる茶色の毛
長いまつげ
にきびなんてない肌



私は、私より高い瞬君の胸ぐらを掴んで、自分に引き寄せていた。



「ごっごめ…」

「…」

「ごめんね!!」

「ー…」


私は、そう叫んで恥ずかしさのあまりその場から走って逃げた。


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