天空のエトランゼ〜赤の王編〜
「ど、どうして…」

九鬼には、わからなかった。

何かあったとしたら…理香子が触ったことしかない。

片一方は砕け…もう一方 は、光を取り戻した。

「一体…どうして」

九鬼は、黒に戻った乙女ケースをしばし、探るように見つめてしまった。

例え、理由がわからなくても…。
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