天空のエトランゼ〜赤の王編〜
「紹介しょう!スクラップになって破棄されていたのを、舞が修復改造した…情報倶楽部の秘密兵器!月影ロボだ!」
高坂の紹介に、後ろ足で登場した女に、輝がおおっと感心したような声を発した。
「違う!おれは、十六小百合!九鬼真弓のライバルだ!」
と叫んだ十六の首が、回った。
「おお!」
輝は拍手した。
「止めろ!」
十六が叫ぶと、首が止まり…今度は口から、別の声がした。
「と言う訳で…学園から、遠隔操作もできるから」
声の主は、舞だった。
「これ…ムーンエナジーで、動いてるのよ。この島の結界を分析して、何とか結界内でも動かせるようにしたから」
「チ!」
十六は舌打ちし、高坂達を睨むと、
「助けて貰った恩は返す!しかし、貴様らの仲間になると…」
ここからさきは、何を言っているのかわからなかった。
なぜならば、さっきより高速で首が回ったからだ。
「ようするに…舞のおもちゃが増えたと」
緑は、こめかみを押さえた。
「いいな…あれ」
情報倶楽部の様子を眺めていた梨々香が、羨ましそうに十六を見ていた。
「あまり見るな!アホがうつる」
さやかは、頭を抱えていた。
こうして、大月学園の精鋭(?)達は、島に上陸したのであった。
高坂の紹介に、後ろ足で登場した女に、輝がおおっと感心したような声を発した。
「違う!おれは、十六小百合!九鬼真弓のライバルだ!」
と叫んだ十六の首が、回った。
「おお!」
輝は拍手した。
「止めろ!」
十六が叫ぶと、首が止まり…今度は口から、別の声がした。
「と言う訳で…学園から、遠隔操作もできるから」
声の主は、舞だった。
「これ…ムーンエナジーで、動いてるのよ。この島の結界を分析して、何とか結界内でも動かせるようにしたから」
「チ!」
十六は舌打ちし、高坂達を睨むと、
「助けて貰った恩は返す!しかし、貴様らの仲間になると…」
ここからさきは、何を言っているのかわからなかった。
なぜならば、さっきより高速で首が回ったからだ。
「ようするに…舞のおもちゃが増えたと」
緑は、こめかみを押さえた。
「いいな…あれ」
情報倶楽部の様子を眺めていた梨々香が、羨ましそうに十六を見ていた。
「あまり見るな!アホがうつる」
さやかは、頭を抱えていた。
こうして、大月学園の精鋭(?)達は、島に上陸したのであった。