君と過ごした大切な時間

密かな瞳

家に帰ってもその事がもやもやしていて食欲が出なかった

お風呂に入りあの人に電話をしようとした時、ふとあの事が頭をよぎった


あの人達には近づかない方がいいよ



恵美が言ったこの一言…
どうしても頭から離れない

「…してみようかな………」

莉奈は携帯を手に取り、飛んできた紙の番号を入力して通話ボタンを押した

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