姪は叔父さんに恋してる
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「叔父さん、私の枕と布団、こっちの部屋に置いていい?」
「そこは俺の寝室だぞ?
ちゃんと自分の部屋に置きなさい。」
「一晩だけ!お願い!」
「全く。高校生にもなって…。
…仕方ないな。今晩だけだぞ?」
「はーい!!」
お気に入りの枕と布団を抱え、引っ越し用の段ボールに躓かないよう気をつけながら、叔父さんの寝室…いや、ベッドを目指す。
叔父さんの家はK北駅から少し離れた、小さなマンションの一室。
一人暮らしなら不便はなかったみたいだけど、住人が一人増えたら途端に家は狭くなる。
今まで物置として使っていた部屋までひとつ、私に与えてくれたのだ。
そんな私の服装は、今日は少し違う。
黒いブレザーと、叔父さんが恥ずかしがった短いスカート。
愛着は無いけれど、叔父さんの母校であるK高の制服だから大切に着ないと。