先生とアタシの接点

ちょうどデッキの側のテーブルが空いて、早めのランチになった。

ここのお店は珍しくバイキング。



海は決して有名とかじゃないけど、見た目よりずっと沢山の魚介が採れるみたい。

バイキングは沢山の種類のものを食べて欲しいっていう、お店の人のアイデア。


お店の中央には大きなテーブルがあって、そこには魚介を使った様々な料理が運ばれてくる。

ホテルのバイキングみたい。


「ねぇっ!あそこにあるのケーキじゃない?」

「どれどれ?」

「わっ…すごい。」

絵里とアタシはケーキに釘付け。



「じゃぁ私達、先に取りにいってくるね!」

「うん」

先に葵と理沙が食べ物を取りに席を立った。
< 164 / 267 >

この作品をシェア

pagetop