先生とアタシの接点
高速を走り続けること数時間。
自由に行動したいって事で優人の車で行くことになった。
見慣れた優人の車だけど、後ろには絵里カップルがいる。
ちょっと不思議な感覚。
でも、時間が過ぎるに連れて不思議は薄らいでいった。
湖…大きいのかな…?
船とか…あるわけないか。
アタシは高鳴る鼓動を感じながら、自然と優人の方を見た。
高速を走っているからかな…?
いつもより真剣な横顔…。
…誰にも見せたくないよ…。
いつの間にか意識が遠くなって、眠ってしまった。