先生とアタシの接点


「サプライズなら花火は見えないように持って行った方がいいっすよ?」

「そうか?」

せっかくなら、香織からみつけられる前に見せたい。




俺は部屋へ通じる廊下で達弥のアドバイスを受け、売店の袋に入っていた花火を胸元に隠した。




部屋へ入ると、香織が先に戻っていた。

部屋の中を歩きながら頭をタオルで拭き、香織とアイスを食べた。




アイスを差し出した時の反応がまた可愛い。

うっかりアイスが解けそうになった時の顔。

そんな可愛い顔されたら何でもあげたくなる。



アイスを食べ終わると、早速花火を見せて誘った。




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