先生とアタシの接点
このままじゃつまんねぇし…言ってすっきりさせるか!
部屋へ着くと同時に、俺のもう一つの決意が固まった。
「楽しかったね~!布団敷くね。」
香織は満足気な顔で布団を敷き始めた。
「俺も敷くよ。」
香織に続いて、緊張を紛らわす為に慣れない手つきで布団を敷きはじめた。
慣れないものの、夏である為敷くものも少なく、緊張をほぐせるようなほどの作業ともならずすぐに終わってしまった。
終わると、俺の心臓は一気に加速した。
俺自身にも減速の仕方が分からない。