先生とアタシの接点
「まじ??」
思ってた通りの反応。
そりゃそうだよね。
佐伯君には申し訳ないけど、アタシ達は少なからず進路相談室にいた佐伯君を邪魔者のように思ってしまったから。
もちろん、『邪魔者』なんて…影でさえ言う資格無い。
担任と付き合ってるアタシには。
絵里はアタシ以上に落胆していた。
とりあえずバイトはシフトをずらした。
そして、こっそり優人とあの公園で会う約束をした。
…約束の日。
まさかバイト休みの日には来ないでしょ……。
アタシは99%の自身と1%の不安を感じたけど、警戒もせず公園に向かった。