忘れないよいつまでも
これから
夜、携帯がチカチカと赤く点滅してた。
メールだ。
見てみると知らないアドレス。
誰だろう?
無視しようとした。
そのメールを読むまでは。
「件名:裕也です。
俺!裕也だけど…
突然ごめん。美憂のダチの上原ってやつにアドレス聞いちまった。良かったら返事ちょうだい。」
あ★裕也くんだッ!
私は裕也くんのアドレスを登録してから急いで返事を返す事にした。
「件名:美憂だよ
メールありがとう。嬉しい★ホントに裕也くんなの?」
送信っ★
返事はすぐにかえってきた。
「件名:Re:美憂だよ
俺だよ!疑ってんのか!!笑俺今日はねるわ~また明日学校でな。おやすみ~」
ホントに裕也くんなんだ。
私は嬉しくてウキウキ部屋で跳び跳ねてた。
はじめて男の子のメル友が出来て気分がアゲアゲ。
夜も眠れなかった。
しかし、朝は来た。
昨日寝れなかったせいか、頭が…ぼーっとする。
熱も少しあった。
でも裕也くんに会いたくて、無理やり学校にいった。
電車で1時間もかかる学校までの道のりも短く感じた。