白兎物語
セシル「ぐっ…」
かなりのダメージを受けたセシルは仰向けに倒れたまま起き上がれないでいる。
ウサ美「それが痛みよ…。あなたにわかる?意味もなく命を奪われていった者達の苦しみが…。」
そう言いながら倒れているセシルに歩み寄るウサ美。
ウサ美「覚悟しなっ!」
ウサ美が右手を振り上げるとパチパチと音を立てて空中にエネルギーの固まりが現れた。
セシル「待てっ!いや…待って下さい。私が間違っていました。あなたの仲間は私の力で生き返らせますから、どうか許して下さい。」
どうにか起き上がったセシルが土下座をしてウサ美に謝った。
ウサ美「…」
ウサ美は少し考えていたが、振り上げていた右手を下ろすとこう言った。
ウサ美「後ろを見て。」
セシル「え?」
顔をあげたセシルがウサ美に言われるままに後ろを振り向くと、そこには巨大な扉が出現していた。その扉にはまるで生きているかのように精巧な天使と悪魔の彫刻が施され、いまにも動き出しそうな雰囲気である。
セシル「これは…!?」
かなりのダメージを受けたセシルは仰向けに倒れたまま起き上がれないでいる。
ウサ美「それが痛みよ…。あなたにわかる?意味もなく命を奪われていった者達の苦しみが…。」
そう言いながら倒れているセシルに歩み寄るウサ美。
ウサ美「覚悟しなっ!」
ウサ美が右手を振り上げるとパチパチと音を立てて空中にエネルギーの固まりが現れた。
セシル「待てっ!いや…待って下さい。私が間違っていました。あなたの仲間は私の力で生き返らせますから、どうか許して下さい。」
どうにか起き上がったセシルが土下座をしてウサ美に謝った。
ウサ美「…」
ウサ美は少し考えていたが、振り上げていた右手を下ろすとこう言った。
ウサ美「後ろを見て。」
セシル「え?」
顔をあげたセシルがウサ美に言われるままに後ろを振り向くと、そこには巨大な扉が出現していた。その扉にはまるで生きているかのように精巧な天使と悪魔の彫刻が施され、いまにも動き出しそうな雰囲気である。
セシル「これは…!?」