白兎物語
ウサ美「それは審判の扉。さあ、その扉の中央に丸い水晶が埋め込んであるでしょう?それに触れてみて。さっきの言葉が本当なら何も変化は起きないわ。さあ早く。」
セシル「え?でも…もし本当じゃなかったら?」
ウサ美「どうしてそんな事を聞くの?さっきの言葉が嘘だから?」
セシル「いや…そんな事はないわ…」
そう言うとセシルは扉の前まで行き、恐る恐る水晶へ手を伸ばした。
セシル「!!」
水晶はとても冷たく、まるで氷を触っているようだった。
しかし扉は特に何の変化も示さなかった。
ウサ美「わかったわ。心を入れ替えたあなたを信じます。約束通りみんなを生き返らせてもらえるかな?」
セシル「もちろん。」
そう言いながらいつの間にか2匹はお互いに微笑んでいた。
ウサ美「じゃあさ、ええっと…あっ、あそこだ!まずはウサ吉から頼むよ。」
セシル「ええ、いいわよ。」
ウサ美は倒れているウサ吉を見つけ歩いていく。その後ろからセシルがついて行った。
セシル(フフ…どこまで甘いんだろうね、このバカ兎は。背中が隙だらけなんだよ!)
セシルは物音一つ立てずに両手を振り上げるとその手には魔法で物質化した剣が握られていた。
セシル「死にな!」
セシルはウサ美の背中目掛けて剣を振り下ろす。
ガシッ!
セシル「え?でも…もし本当じゃなかったら?」
ウサ美「どうしてそんな事を聞くの?さっきの言葉が嘘だから?」
セシル「いや…そんな事はないわ…」
そう言うとセシルは扉の前まで行き、恐る恐る水晶へ手を伸ばした。
セシル「!!」
水晶はとても冷たく、まるで氷を触っているようだった。
しかし扉は特に何の変化も示さなかった。
ウサ美「わかったわ。心を入れ替えたあなたを信じます。約束通りみんなを生き返らせてもらえるかな?」
セシル「もちろん。」
そう言いながらいつの間にか2匹はお互いに微笑んでいた。
ウサ美「じゃあさ、ええっと…あっ、あそこだ!まずはウサ吉から頼むよ。」
セシル「ええ、いいわよ。」
ウサ美は倒れているウサ吉を見つけ歩いていく。その後ろからセシルがついて行った。
セシル(フフ…どこまで甘いんだろうね、このバカ兎は。背中が隙だらけなんだよ!)
セシルは物音一つ立てずに両手を振り上げるとその手には魔法で物質化した剣が握られていた。
セシル「死にな!」
セシルはウサ美の背中目掛けて剣を振り下ろす。
ガシッ!