白兎物語
ラビィ「その薬の材料のまず1つがこの青バラの種ってわけね?」
青バラの種を手に取り、太陽に透かして見ながら話すラビィ。
ウサ太郎「そうだ。早く材料を集めて薬を作り復活して白兎族に目にもの見せてやるわ。さぁいくぞラビィ。」
ラビィ「手伝ってあげるけど、最初の約束は守ってもらうわよ。白兎族を倒したあかつきには白兎のお宝は全部あたしが頂くって話だったわよね?」
ウサ太郎「ワシが欲しいのは力だ。世界を征服するほどのな。そんな物はいくらでも持っていくがいい。しかしお前も相当な悪だな。」
ラビィ「あんたもね。」
二人「フフフ…ハハハハ!」
利害の一致した2人が高笑いをしていたちょうどその頃、どこからともなく飛んできたもう1つの青バラの種をウサ美とウサ吉が不思議そうに眺めていた。
ウサ美「なぜ青バラの種が?」
ウサ吉「わかりません。青バラの種は20年に1度、たった1つだけしか取れないはずですが…偽物の可能性もありますね。」
すると突然背後から声がした。
「その種は本物だぜ。俺からのささやかなプレゼントだ。遠慮なく受けとんなよ。」
2人が振り向くとそこには覆面を被った赤いマントを着た兎が立っていた。
ウサ吉「そのマントは…赤ウサ?赤ウサだろ?生きていたんだな!」
青バラの種を手に取り、太陽に透かして見ながら話すラビィ。
ウサ太郎「そうだ。早く材料を集めて薬を作り復活して白兎族に目にもの見せてやるわ。さぁいくぞラビィ。」
ラビィ「手伝ってあげるけど、最初の約束は守ってもらうわよ。白兎族を倒したあかつきには白兎のお宝は全部あたしが頂くって話だったわよね?」
ウサ太郎「ワシが欲しいのは力だ。世界を征服するほどのな。そんな物はいくらでも持っていくがいい。しかしお前も相当な悪だな。」
ラビィ「あんたもね。」
二人「フフフ…ハハハハ!」
利害の一致した2人が高笑いをしていたちょうどその頃、どこからともなく飛んできたもう1つの青バラの種をウサ美とウサ吉が不思議そうに眺めていた。
ウサ美「なぜ青バラの種が?」
ウサ吉「わかりません。青バラの種は20年に1度、たった1つだけしか取れないはずですが…偽物の可能性もありますね。」
すると突然背後から声がした。
「その種は本物だぜ。俺からのささやかなプレゼントだ。遠慮なく受けとんなよ。」
2人が振り向くとそこには覆面を被った赤いマントを着た兎が立っていた。
ウサ吉「そのマントは…赤ウサ?赤ウサだろ?生きていたんだな!」