白兎物語
危険なフライト
老婆のもとを後にしたウサ美たち一行は魔王ウサ太郎を追ってジパング行きの飛行機に乗っていた。
ウサ美「ほんとにそのジパングってとこに魔王がいるんだろうな?」
窓際に座っているウサ美は外を見ながらだるそうに聞いた。
赤ウサJr.「いちおー未来でウサ太郎の大まかな行動は調べてきたからな、今頃はジパングで黄金イチゴを探しているはずだ。」
通路側のJr.は雑誌を読みながらウサ美の問いに答える。
ウサ吉「お二人もジパングに着くまで休んでおいた方がいいですよ。」
真ん中の席のウサ吉はアイマスクを着けて休んでいた。
ウサ美「お前よくこんな狭いエコノミーで眠れるな。ファーストクラスにすれば良かったのに…。」
ウサ吉「旅はまだ先が長いのです。無駄遣いはできませんので我慢して下さい。」
ウサ美「はいはい。わかりましたよ。」
その後3匹は思い思いの時間を過ごしていたが突然、機内前方の方から騒がしい声が聞こえてきた。
「いいかお前ら!これからこの飛行機は我々リーマンブラザーズが占拠する。この銃で撃たれたくなかったら大人しく座ってろ!」
騒然となる機内。
ウサ美「なんだ?」
ウサ吉「ハイジャックみたいですね。犯人は2人だけのようです。」
赤ウサJr.「うわぁ、オレ初めて見た。」
事態を把握できてないウサ美と相変わらず冷静なウサ吉、そして何故か少し喜んでいるJr.。
ウサ美「どうすんだよ?」
ウサ吉「相手は銃を持ってます。しばらく様子を見ましょう。」
赤ウサJr.「ちくしょう、デジカメ持ってくればよかった。」
なにはともあれ3匹は少し様子を見る事にした。
ウサ美「ほんとにそのジパングってとこに魔王がいるんだろうな?」
窓際に座っているウサ美は外を見ながらだるそうに聞いた。
赤ウサJr.「いちおー未来でウサ太郎の大まかな行動は調べてきたからな、今頃はジパングで黄金イチゴを探しているはずだ。」
通路側のJr.は雑誌を読みながらウサ美の問いに答える。
ウサ吉「お二人もジパングに着くまで休んでおいた方がいいですよ。」
真ん中の席のウサ吉はアイマスクを着けて休んでいた。
ウサ美「お前よくこんな狭いエコノミーで眠れるな。ファーストクラスにすれば良かったのに…。」
ウサ吉「旅はまだ先が長いのです。無駄遣いはできませんので我慢して下さい。」
ウサ美「はいはい。わかりましたよ。」
その後3匹は思い思いの時間を過ごしていたが突然、機内前方の方から騒がしい声が聞こえてきた。
「いいかお前ら!これからこの飛行機は我々リーマンブラザーズが占拠する。この銃で撃たれたくなかったら大人しく座ってろ!」
騒然となる機内。
ウサ美「なんだ?」
ウサ吉「ハイジャックみたいですね。犯人は2人だけのようです。」
赤ウサJr.「うわぁ、オレ初めて見た。」
事態を把握できてないウサ美と相変わらず冷静なウサ吉、そして何故か少し喜んでいるJr.。
ウサ美「どうすんだよ?」
ウサ吉「相手は銃を持ってます。しばらく様子を見ましょう。」
赤ウサJr.「ちくしょう、デジカメ持ってくればよかった。」
なにはともあれ3匹は少し様子を見る事にした。