白兎物語
リーマン兄「そうだ。みんな大人しくしてれば命は保証してやる。おい弟よ、お前は機長を呼んできてくれ。」

リーマン弟「わかったよ兄ちゃん。オレ、機長を呼んでくる。」

しばらくするとリーマン弟は機長を連れて帰ってきた。

機長「君達、こんな事をして一体何が目的なんだ?」

きぜんとした態度の機長。

リーマン兄「おっと、命令するのは俺達だ。お前じゃない。いいか、これからこの機は我々の指示する場所へ行ってもらう。」

リーマン弟「行ってもらうぞ。」

リーマン兄「言う事を聞けば乗客の命は保証してやる。さもなければ、全員この銃の餌食になってもらうだけだ。」

リーマン弟「もらうだけだ。」

機長「…仕方あるまい。君達の要求をのもう。」

リーマン兄「よし、いい答えだ機長。これからこの機は予定を変更してジパングという国へ行ってもらう。」

リーマン弟「ジパングだぞ。」

機長「えっ?これジパング行きですけど…」

この時、機内の全員がこう思っていたという。

「アホや、ほんまもんのアホや!」

そのやりとりを聞いていたウサ美は、

ウサ美「なんかあいつらめんどくさいな。お前らで取り押さえてこいよ。」

ウサ吉「そうですね。あいつらアホですけど銃を持ってますから危険ですし、いくぞJr.!」

赤ウサJr.「ああ、いつでもいいぜ。」

その後、乱闘の末リーマンブラザーズはウサ吉達に倒された。途中1度発砲されたが大事には至らなかった。
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