白兎物語
…といつもの調子で3匹が騒いでいると突然入口のドアが開き、ウサギ型のロボットのような物が入ってきたかと思うと、いきなり3匹に向かってマシンガンを乱射し始めた。

ガガガガガガガ………!!!

突然の出来事に不意を突かれた3匹は、なすすべもなく撃ち抜かれ床に倒れてしまった。

ロボットは発砲をやめると、

ロボット「ニンムカンリョウ。ターゲットノマッサツニセイコウ。タダチニキカンスル。」

と言い残して、次の瞬間大きな光に包まれたかと思うと忽然と消えてしまった。

大量の出血でピクリとも動かない3匹。あたりは一面血の海と化していた。

時を同じくしてウサ太郎とラビィはウサ太郎のアジトに戻り、材料収拾のための情報を集めていた。

ウサ太郎「いろんな文献を調べているが秘薬の材料のある場所がわからん!わからんぞ!」

調べていた本を投げ捨てて怒りをあらわにするウサ太郎。

するとワインの入ったグラスを片手にラビィが部屋に入ってきた。

ラビィ「あら?アンタ本なんかで調べてたの?古いわね。今はインターネットの時代よ。」

ウサ太郎「い…いんたねと?誰だそれは?強いのか?」

ラビィ「ボケなの…それ?説明するの面倒臭いからしないわよ。とにかくオンラインショップで残り5つの内の4つ、太陽の恵みと呼ばれるトマトの種、オオブリスズランの花、伝説の松の実、ハートアップルの葉、これらを見つけたから注文しといたわよ。近い内に届くんじゃないかしら。」
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