白兎物語
ラビィ「だから今はネットの時代だって言ってるじゃない。私が調べるからアンタはちょっと大人しく待ってなさい。」
ウサ太郎「うわぁ、それじゃなんだかワシが使えないオッサンみたいじゃないか?参ったな…ハハハ。」
ラビィ「違うの?」
ウサ太郎「………。」
その後ウサ太郎はしばらく部屋の隅で泣いていたが、すこしでも役に立とうと意を決してラビィに話しかけた。
ウサ太郎「あの…。」
ラビィ「………。」
調べ物に夢中で返事も返さないラビィ。
ウサ太郎「お腹空きましたね。」
調べてくれてるラビィにご飯でも用意してやろうと話をふるウサ太郎。
ラビィ「別に。」
そっけなくたった一言で否定するラビィ。
ウサ太郎「…そうですか。…何かお役に立てる事はないですかね?」
使えないオッサン呼ばわりを返上したい一心で尋ねるいつになく真剣なウサ太郎。
ラビィ「…特に無いです。」
それはウサ太郎の心を折るには十分すぎるほどの言葉であった。
その後の3日間で5kg痩せたウサ太郎は後に「あなたにもできる3日で−5kg!簡単トラウマダイエット!」なる本を出してベストセラー作家になるのだが、それはまだずっとずっと先の話であった。
ウサ太郎「うわぁ、それじゃなんだかワシが使えないオッサンみたいじゃないか?参ったな…ハハハ。」
ラビィ「違うの?」
ウサ太郎「………。」
その後ウサ太郎はしばらく部屋の隅で泣いていたが、すこしでも役に立とうと意を決してラビィに話しかけた。
ウサ太郎「あの…。」
ラビィ「………。」
調べ物に夢中で返事も返さないラビィ。
ウサ太郎「お腹空きましたね。」
調べてくれてるラビィにご飯でも用意してやろうと話をふるウサ太郎。
ラビィ「別に。」
そっけなくたった一言で否定するラビィ。
ウサ太郎「…そうですか。…何かお役に立てる事はないですかね?」
使えないオッサン呼ばわりを返上したい一心で尋ねるいつになく真剣なウサ太郎。
ラビィ「…特に無いです。」
それはウサ太郎の心を折るには十分すぎるほどの言葉であった。
その後の3日間で5kg痩せたウサ太郎は後に「あなたにもできる3日で−5kg!簡単トラウマダイエット!」なる本を出してベストセラー作家になるのだが、それはまだずっとずっと先の話であった。