白兎物語
ウサ吉「姫、元はといえばそのお金は秘宝のウサギの涙を売ったお金でしょう?あれがあれば難無く敵を封じる事が出来たんです。最近勝手な行動が目立ちますよ。もう少し白兎王家の自覚を持ってもらわないと困ります。」
調子に乗っているウサ美に少しお灸を据えようといつになく厳しい事を言うウサ吉。
するとウサ美は急に立ち上がり、
ウサ美「そんな事言うんだったらお金なんていらない!バーカ!お前らのバーカ!」
そう言って持っていたお金を床に投げ付け、ドアを開け走って出て行ってしまった。
赤ウサJr.「姫!」
慌てて後を追おうとするJr.。
ウサ吉「待てJr.!追わなくていい。厳しいようだが姫には少し頭を冷やしてもらおう。」
赤ウサJr.「ウサ吉…。」
その悲しげな顔を見て、本当は言ったウサ吉も辛いんだなと感じ素直に従うJr.。
その一部始終を見ていたバジャールはさっきウサ美が言った「お前らのバーカ!」の中に自分も入ってるのかなと心の中で思っていた。
すると、
コン!コンッ!
と、窓をノックする音が聞こえる。
姫が帰ってきたのかも知れないと急いでウサ吉が窓を開ける。
するとそこには、一羽の鷹が窓枠にとまっていた。
調子に乗っているウサ美に少しお灸を据えようといつになく厳しい事を言うウサ吉。
するとウサ美は急に立ち上がり、
ウサ美「そんな事言うんだったらお金なんていらない!バーカ!お前らのバーカ!」
そう言って持っていたお金を床に投げ付け、ドアを開け走って出て行ってしまった。
赤ウサJr.「姫!」
慌てて後を追おうとするJr.。
ウサ吉「待てJr.!追わなくていい。厳しいようだが姫には少し頭を冷やしてもらおう。」
赤ウサJr.「ウサ吉…。」
その悲しげな顔を見て、本当は言ったウサ吉も辛いんだなと感じ素直に従うJr.。
その一部始終を見ていたバジャールはさっきウサ美が言った「お前らのバーカ!」の中に自分も入ってるのかなと心の中で思っていた。
すると、
コン!コンッ!
と、窓をノックする音が聞こえる。
姫が帰ってきたのかも知れないと急いでウサ吉が窓を開ける。
するとそこには、一羽の鷹が窓枠にとまっていた。