白兎物語
名探偵登場
ファミレスでお腹を満たした3匹は近くの宿屋に泊まり魔王ウサ太郎を倒すべく明日に備える事にした。
宿屋の風呂に入りさっぱりしたウサ美は自分の部屋の冷蔵庫を開けながら、
ウサ美「プリンプリン〜…あれ?さっきコンビニで買ってきて冷やしといたプリンが…ないっっっ!!!」
ウサ美の大声に隣の部屋にいたウサ吉と赤ウサが慌ててやってくる。
ウサ吉「どうなさいました姫!」
赤ウサ「なんだよ、ネズミでも出たのかよ?」
心配そうなウサ吉と少しめんどくさそうな赤ウサ。
ウサ美「無いんだよ!買っといたプリンが!お前か?それともお前か!」
逆上し2匹につかみ掛かるウサ美。
赤ウサ「イテテテ、かんべんしてくれよ!」
ウサ吉「落ち着いてください姫!私達ではありませんよ」
ウサ美「なんだと?じゃあ誰なんだよ?えっ?誰がプリン盗ったんだよ?」
ウサ吉「それはわかりませんが…」
口ごもるウサ吉。その時、
「どうやらボクの出番のようですね」
突如放たれた声に3匹が振り向くとそこにはメガネをかけ蝶ネクタイをつけた身なりのきちんとした小学生くらいのウサギが立っていた。
赤ウサ「おう、遅かったじゃないかゴラン君」
ウサ美「ゴラン?」
ウサ吉「姫、彼はアンゴラウサギのウサ川ゴラン。こうみえて白兎四天王の1匹でその抜群の推理力で数々の難事件を解決した実績があります。世間では名探偵ゴランと呼ばれ有名ですよ」
ゴラン「ウサ美お姉ちゃんのプリンはボクが見つけてみせるね。」
ウサ美「そうだった!プリンだ!プリンなんですよ皆さん。おいガキ!早く見つけてくれよ!」
ゴラン「…わかりました。」
ゴランは部屋をくまなく調査し、ウサ美、ウサ吉、赤ウサにそれぞれ話を聞いた。そしてしばらく考え込んでいたがやがてゆっくりと語りだした。
ゴラン「なるほど、ウサ美お姉ちゃんがお風呂に入っている5分の間にプリンは盗まれた訳ですね。部屋には内側から鍵がかけられていて密室状態だった。お二人は隣の部屋に一緒にいて怪しい物音などは聞いていない…か。」
ウサ美「で、わかったのかよ誰が犯人なんだ?」
宿屋の風呂に入りさっぱりしたウサ美は自分の部屋の冷蔵庫を開けながら、
ウサ美「プリンプリン〜…あれ?さっきコンビニで買ってきて冷やしといたプリンが…ないっっっ!!!」
ウサ美の大声に隣の部屋にいたウサ吉と赤ウサが慌ててやってくる。
ウサ吉「どうなさいました姫!」
赤ウサ「なんだよ、ネズミでも出たのかよ?」
心配そうなウサ吉と少しめんどくさそうな赤ウサ。
ウサ美「無いんだよ!買っといたプリンが!お前か?それともお前か!」
逆上し2匹につかみ掛かるウサ美。
赤ウサ「イテテテ、かんべんしてくれよ!」
ウサ吉「落ち着いてください姫!私達ではありませんよ」
ウサ美「なんだと?じゃあ誰なんだよ?えっ?誰がプリン盗ったんだよ?」
ウサ吉「それはわかりませんが…」
口ごもるウサ吉。その時、
「どうやらボクの出番のようですね」
突如放たれた声に3匹が振り向くとそこにはメガネをかけ蝶ネクタイをつけた身なりのきちんとした小学生くらいのウサギが立っていた。
赤ウサ「おう、遅かったじゃないかゴラン君」
ウサ美「ゴラン?」
ウサ吉「姫、彼はアンゴラウサギのウサ川ゴラン。こうみえて白兎四天王の1匹でその抜群の推理力で数々の難事件を解決した実績があります。世間では名探偵ゴランと呼ばれ有名ですよ」
ゴラン「ウサ美お姉ちゃんのプリンはボクが見つけてみせるね。」
ウサ美「そうだった!プリンだ!プリンなんですよ皆さん。おいガキ!早く見つけてくれよ!」
ゴラン「…わかりました。」
ゴランは部屋をくまなく調査し、ウサ美、ウサ吉、赤ウサにそれぞれ話を聞いた。そしてしばらく考え込んでいたがやがてゆっくりと語りだした。
ゴラン「なるほど、ウサ美お姉ちゃんがお風呂に入っている5分の間にプリンは盗まれた訳ですね。部屋には内側から鍵がかけられていて密室状態だった。お二人は隣の部屋に一緒にいて怪しい物音などは聞いていない…か。」
ウサ美「で、わかったのかよ誰が犯人なんだ?」