白兎物語
スピード勝負
ウサ美たちは突然響いた声の主を探してキョロキョロと辺りを見回した。
赤ウサJr.「どこだ?堂々と姿を現しやがれ!」
Jr.が姿の見えぬ相手に苛立たしげに怒鳴る。
「どこを見ている?」
今度はすぐ近くで声がした。見るとウサ美たちのすぐ目の前に見るからに強そうな筋肉質の狼が立っていた。
ウサ吉「いつの間に!?」
突然目の前に現れた事に驚くウサ吉。
バルタス「フッ、あまりのスピードに見えなかったようだな。我が名はバルタス。セシル様に仕える狼族最強の兵士とはオレ様の事だ。さあて誰から始末してやろうか?」
バルタスは余裕たっぷりにウサ美たちを見回している。
ウサ吉「まずいですね…。さっきの移動のスピード…私には見えませんでした。とても太刀打ちできる相手ではなさそうです。」
さすがのウサ吉も弱気になっているようだ。
ウサ美「そ…そうか…ちくしょう。よし、じゃあJr.!お前に任せた、奴を倒せ!」
ウサ美がJr.に指示を出す。
赤ウサJr.「くそっ!残念だ!戦いたいのは山々だが、持病の心臓病が悪化してるし、最近風邪気味だし、なんかいつの間にか肋骨が折れてるような気がするからここはお前らに譲ってやるよ。」
急に病弱っぽい雰囲気をかもしだしながらJr.が悔しそうに後ずさる。
赤ウサJr.「どこだ?堂々と姿を現しやがれ!」
Jr.が姿の見えぬ相手に苛立たしげに怒鳴る。
「どこを見ている?」
今度はすぐ近くで声がした。見るとウサ美たちのすぐ目の前に見るからに強そうな筋肉質の狼が立っていた。
ウサ吉「いつの間に!?」
突然目の前に現れた事に驚くウサ吉。
バルタス「フッ、あまりのスピードに見えなかったようだな。我が名はバルタス。セシル様に仕える狼族最強の兵士とはオレ様の事だ。さあて誰から始末してやろうか?」
バルタスは余裕たっぷりにウサ美たちを見回している。
ウサ吉「まずいですね…。さっきの移動のスピード…私には見えませんでした。とても太刀打ちできる相手ではなさそうです。」
さすがのウサ吉も弱気になっているようだ。
ウサ美「そ…そうか…ちくしょう。よし、じゃあJr.!お前に任せた、奴を倒せ!」
ウサ美がJr.に指示を出す。
赤ウサJr.「くそっ!残念だ!戦いたいのは山々だが、持病の心臓病が悪化してるし、最近風邪気味だし、なんかいつの間にか肋骨が折れてるような気がするからここはお前らに譲ってやるよ。」
急に病弱っぽい雰囲気をかもしだしながらJr.が悔しそうに後ずさる。