白兎物語
赤ウサJr.A「…いや、オレはわかってるからいいんだけどよ、こっちのニセモノがわからないだろうからその火の玉をどうするのか説明してやってくれよ…。」
赤ウサJr.B「何言ってんだよ、…オレは本物だから…あの、全部わかってるから大丈夫だぜ…。お前がわからないんじゃないのか?ニセモノだから。姫、その火の玉の使い道をこいつに聞かせてやってくれよ…。」
ウサ美「お前ら…ほんとは両方ともわかってないんじゃないのか?まあいい、この部屋の扉はブルーを倒せば自動的に開くんだ。しかしブルーはどちらかわからない。セシルの元に一刻も早くいかなきゃならないからゆっくり探してる暇はないだろ?だから2匹とも倒しちまえば確実に扉は開く!簡単な事だろ?」
赤ウサJr.A「なーんだ、そういう事だったのか。…っておい!お前らめちゃくちゃだな!もっと違う方法とかあるだろうが!」
赤ウサJr.B「…いや、それが一番いい方法かもな。世界を救うためだ、オレだけ助かろうなんてはなっから思っちゃいねえよ。さあやってくれ、世界はお前らに任せたぞ…。」
動揺する赤ウサJr.Aと観念したように静かに目を閉じる赤ウサJr.B。
ウサ美「ウサ吉!今だ!」
ウサ吉「了解!」
ウサ美の掛け声に素早く反応したウサ吉が両手の青白い火の玉を赤ウサJr.たちの方に投げ付けた。直撃を喰らった赤ウサJr.Aは部屋の端まで激しく吹き飛ばされ床に崩れ落ちるとピクリとも動かない。何の衝撃も来なかった赤ウサJr.Bはゆっくりと目をあけ、
赤ウサJr.B「これは!?」
あたりを見回し赤ウサJr.Aが吹き飛ばされた事を確認する。
赤ウサJr.B「何言ってんだよ、…オレは本物だから…あの、全部わかってるから大丈夫だぜ…。お前がわからないんじゃないのか?ニセモノだから。姫、その火の玉の使い道をこいつに聞かせてやってくれよ…。」
ウサ美「お前ら…ほんとは両方ともわかってないんじゃないのか?まあいい、この部屋の扉はブルーを倒せば自動的に開くんだ。しかしブルーはどちらかわからない。セシルの元に一刻も早くいかなきゃならないからゆっくり探してる暇はないだろ?だから2匹とも倒しちまえば確実に扉は開く!簡単な事だろ?」
赤ウサJr.A「なーんだ、そういう事だったのか。…っておい!お前らめちゃくちゃだな!もっと違う方法とかあるだろうが!」
赤ウサJr.B「…いや、それが一番いい方法かもな。世界を救うためだ、オレだけ助かろうなんてはなっから思っちゃいねえよ。さあやってくれ、世界はお前らに任せたぞ…。」
動揺する赤ウサJr.Aと観念したように静かに目を閉じる赤ウサJr.B。
ウサ美「ウサ吉!今だ!」
ウサ吉「了解!」
ウサ美の掛け声に素早く反応したウサ吉が両手の青白い火の玉を赤ウサJr.たちの方に投げ付けた。直撃を喰らった赤ウサJr.Aは部屋の端まで激しく吹き飛ばされ床に崩れ落ちるとピクリとも動かない。何の衝撃も来なかった赤ウサJr.Bはゆっくりと目をあけ、
赤ウサJr.B「これは!?」
あたりを見回し赤ウサJr.Aが吹き飛ばされた事を確認する。