白兎物語
最後の敵
ブルーを倒し密室の扉を開けた3匹は邪悪な気配を感じつつもその扉をくぐった。
ウサ吉「これは…!」
そこは巨大な教会の中のような部屋になっていた。高い天井、装飾の施された壁、光差し込むステンドグラス、到底ここが洞窟の中だとは思えないような美しい空間が広がっていた。
3匹はキョロキョロとあたりを見回していた、すると…
赤ウサJr.「おいっ!あれ…」
何かを見つけゆっくりと前方を指差すJr.。
3匹の足元から伸びる赤い絨毯のはるかその先の壇上にセシルはいた。
セシル「フフフ…ここまでくるとはなかなかしぶとい兎たちだねぇ。」
見ると不敵に笑うセシルの足元の少し脇にウサ太郎が転がっている。
ウサ美「大丈夫かウサ太郎!」
ウサ太郎「う…うう…」
ウサ美の叫びにわずかに反応をみせるウサ太郎。
セシル「言うことを聞かないのでお仕置きをしたんだけど、ちょっとやりすぎたかしら。初めっから素直にコレの作り方を教えてくれれば痛い目にあわなくてもよかったのにね。アハハ!」
セシルの右手にはガラスの小ビンが握られていた。中には青い液体が入っいるようだ。
ウサ吉「それは!秘薬は完成していたのか?」
セシル「ピンポーン、正解。来るのが少し遅かったようね。でもちょうどよかった。早速コレの力を試させてもらうわ。」
そう言うとセシルは小ビンの液体を少しだけ飲み込んだ。
セシル「…すごい。少しの量なのに大きな力が溢れてくるのを感じるわ。」
ウサ吉「これは…!」
そこは巨大な教会の中のような部屋になっていた。高い天井、装飾の施された壁、光差し込むステンドグラス、到底ここが洞窟の中だとは思えないような美しい空間が広がっていた。
3匹はキョロキョロとあたりを見回していた、すると…
赤ウサJr.「おいっ!あれ…」
何かを見つけゆっくりと前方を指差すJr.。
3匹の足元から伸びる赤い絨毯のはるかその先の壇上にセシルはいた。
セシル「フフフ…ここまでくるとはなかなかしぶとい兎たちだねぇ。」
見ると不敵に笑うセシルの足元の少し脇にウサ太郎が転がっている。
ウサ美「大丈夫かウサ太郎!」
ウサ太郎「う…うう…」
ウサ美の叫びにわずかに反応をみせるウサ太郎。
セシル「言うことを聞かないのでお仕置きをしたんだけど、ちょっとやりすぎたかしら。初めっから素直にコレの作り方を教えてくれれば痛い目にあわなくてもよかったのにね。アハハ!」
セシルの右手にはガラスの小ビンが握られていた。中には青い液体が入っいるようだ。
ウサ吉「それは!秘薬は完成していたのか?」
セシル「ピンポーン、正解。来るのが少し遅かったようね。でもちょうどよかった。早速コレの力を試させてもらうわ。」
そう言うとセシルは小ビンの液体を少しだけ飲み込んだ。
セシル「…すごい。少しの量なのに大きな力が溢れてくるのを感じるわ。」