Darling
「…ごめん」

私の話を聞いて拓海くんは俯きながら呟いた。

「でも!!」

拓海くんはサーキットで見せるあの鋭い眼差しで私を見つめると

「真由ちゃんとチームの知名度は関係ない!
チームが有名になるのは僕達ライダーがもっと頑張らないと!!」

横にいた門真さんはそれを聞いて微笑んでいた。
< 35 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop