Darling
「なーんだ!!」

むっちゃんは私の話を聞いてこう言った。

「結局はパパが助け舟を出したんだ〜」

私は苦笑いをして

「そう、そーちゃんが助けてくれた」



あの時、泣きながら帰っていた所にたまたまそーちゃんが通って、解決してくれた。

その人が今、私の旦那様だなんて…



「俺が、何?」

そこへそーちゃんが仕事から帰って来て。

「見て見て!!」

むっちゃんが私の写真をそーちゃんに渡す。

「ち…ちょっと!!」

むっちゃんの腕を掴むとむっちゃんは悪戯っ子のような笑みを私に向けた。
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