BRACKxxx…


話してるうちに
愛梨の瞳からは涙がこぼれ落ちていた。


何故だろう…

本能的に抱きしめたくなったのは。


何故だろう…

守ってあげたくなったのは。


この頃から僕は愛梨に少しずつ惹かれていった。


それから施設の園長先生に江藤さんが愛梨のことを相談し、
愛梨を施設に入れてくれることになった。

愛梨の両親の知り合いの方は園長先生だったらしい。


僕が施設の中で一番慕っているのも園長先生だ。


園長先生の名前は

大橋満子
年齢は50歳。

ふくよかな体型に、白髪混じりの肩まであるボブ、オシャレには気を使っているらしく毎日服装がオシャレだ。


親身になって話しを聞いてくれる唯一心を開いている人だ。





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