kiss or xxx



「あ?」



「いいから~」



愛莉は遼を引っ張って階段に連れて行った



「朝っぱらから何だよ…?」



遼は少し眠そうに言った



「あの、昨日のお礼にクッキー焼いたから良かったら食べて?」



「ふーん…
あんたお菓子とか作れるんだ?」



「なっ、失礼~!!
いらないならいいです~!!」



「嘘だよ。サンキュ。」



「じゃあそれだけっ。」



「あ、あんた名前何だっけ?」



「ちょっと!
もう名前忘れたの~?」



「どわすれしたんだよ。」



「…ふーん。
平澤 愛莉だよ。」



「愛莉か。覚えとく。」



「うん。
じゃ、教室戻るね。」



「んー。」



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