kiss or xxx



しばらくすると音楽が止んだので愛莉はそっと部屋を開けた



「あ、遼!!
こないだの子来てるぞ?」



「うっせー
わかってるよ。

…どうした?」



「あの、これ…
先生から預かって来たの。」



「あぁ…さんきゅ。」



「っていうか…
みんな上手だね~!!
あたしビックリしちゃったよ」



「そ、そうかな~♪」



ドラムをしていた一人が嬉しそうに言った



愛莉は思わずプッっと笑ってしまった。



「こいつお調子者だからあんま褒めない方がいいぜ。」



「そうそう。
こいつは誉められるとダメになるタイプだよな~」



今度はボーカルとギターの二人が笑いながら言った



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