kiss or xxx
「「イエーイ♪」」
三人で盛り上がっているので遼は呆れたようにため息をついた
「はぁ…バカ三人組…」
「クスッ。
でも楽しそうだね?」
「まぁな。」
「バンド名とかないの?」
「…別にない。」
「えーなんで?」
「おれらはライブとかやらねーし。
気が向いたらここで軽くやってるだけ。」
「なんで!?
こんなに上手いのにもったいないよー!!」
「そりゃどーも。
別に自己満でやってるだけだからいいんだよ。」
「そうなんだ…
江戸川くんたちがライブしたらきっとお客さんいっぱい来るのに…」
「普通逆だろ。
お前以外誰も来ねぇよ。」