kiss or xxx



だがこれといった進展もなく日々が過ぎていっていた



惚れさせてみせるって言ってたのは嘘だったのかな?
ちょっと自分で自惚れすぎたかな…



愛莉はため息をついて次の授業の教科書を持って教室を出た



そして授業が終わり、愛莉が教室に戻るとノートが机の上に置かれていた



あ、江戸川くんだ。



愛莉はそのままノートを鞄に入れようとしたが手が滑って落としてしまった



「…ん…!?」



たまたま開いたページに綺麗とは言えない字で何かが書いてあった。



―ノートありがと。

ってか今日電話かけろ。
080********―



「プッ…汚い字ー
しかもかけろって何なのよ…」



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