kiss or xxx



愛莉はクスッっと笑ってノートを大事そうに鞄に入れた。



「ねぇ、江戸川くん知らない?」



「あぁ…さっき帰ってたような…」



「あ、そっか。
ありがとーっ。」



「あの、江戸川くんが怖くないの?」



「全然。
怖いとこなんてないよ。」



愛莉は迷わずすぐに答えた。



「…そっか。じゃあね。」



「うん。ばいばい。」



江戸川くんもう帰っちゃったんだ…
じゃあ電話してみようかな…?



愛莉はノートに書いてある番号に電話してみた。



―………♪―



「はい?」



―ドキッ…―



「あ、もしもし?
愛莉だけどノート見て電話したんだけど…。」



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