kiss or xxx
二人の距離
「よ、夜?」
「何焦ってんの?
そうゆうことじゃねぇーよ。」
「あ、当たり前じゃんー」
明らかに動揺している愛莉に遼はフッと鼻で笑った
絶対アホだと思われてる…
あたしこんなキャラじゃないのに~!!
愛莉は恥ずかしさと情けなさでただ黙ってうつむくしかなかった…
「おーい、愛莉?」
「……………」
「さっきの冗談だって。
からかいすぎた俺が悪かった」
「…………」
愛莉は全く反応しなかった。
こいつ…俺がせっかく謝ってんのに完璧無視かよ!?
遼は信号待ちの間愛莉の方を見た。
「おい…?
って寝てるし…」