kiss or xxx
愛莉はスヤスヤと眠っていた。
「はー…ったく…
無防備なヤツ…」
…………………
愛莉は夢を見ていた―
とっても嬉しい夢…
あ…
あたしやっぱり好きなんだ。
…結局それから愛莉は外が薄暗くなった頃に目を覚ました。
「…………!?」
―ガバッ…!!―
隣で携帯を触っていた遼はあまりに勢いよく愛莉が起きたのでビクッっとしていた。
「お前なー
いきなり寝たかと思えばいきなり起きるなよ…」
「やだ、あたし…
ごめん…なさい。」
「別にいいけど。
いいもん撮れたし?」
「そう…
…って…えっ?
撮ったって何を!?」