天然少女とツンデレ少年
はい...
私、三浦サキは遅刻寸前でございます!!
何で遅刻寸前かって??
丁度今から15分前。
「サキちゃん!!
いい加減起きなさい!!」
「んぅ..
なあに??お母さん..
私まだ眠いよぉ...」
「今日から学校でしょう!?
新学期早々遅刻するつもり!?」
え...
今、お母さん何て言った??
「早く着替えて行きなさい!!
もう8時15分になるわよっ!!」
「何でもっと早く起こしてくれないのぉぉ!!!」
「さっきからお母さんは起こしてたわよ??
サキちゃんが起きなかっただけ。」
「叩き起こしてくれればよかったのにぃぃぃ!!(泣)」
私はベッドから飛び起き、慌ただしく着替え始める。