~深紅~


潰した。


雅樹さん。あたし欄間を潰したよ。


だから戻って来てよ。


そしたら頬を熱いものが伝った。


この事件があってから、2日後、幹部達は引退していった。


この時あたしも辞めようとしていた。


あたしも引退する。


そう言いかけた時夏樹さんが突然。


夏「今から、三代目総長を決める。」


春「僕達は、紅姫にしたいと思う。」


小「えっ?ちょっと待って下さい。あたし・・・・・
「「「「まさか引退なんて言わないよね?」」」」


4人が一緒に言ったから凄い迫力があった。


小「でもあたしが居たら深紅のみんなに迷惑がかかる。」


悟「誰か、紅姫が総長になんのに反対の奴おるか?」



「「「「ないですよ。」」」」


あたしは、嬉しかった。あたしまだココに居て良いんだ。


それからあたしは、


総長になった。
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