苺みるく



きれいな空。

なーんてのんきに
歩いていると後ろから
誰かに呼ばれた。




「おいっ。」




「は、はい。」




「今日、入学式だろ。
遅刻するぞ。」




「もう間に合わないから
大丈夫です。」




「乗れよ。」




「へぇえ!?」




「今から自転車で飛ばせば
ギリギリ間に合うかもしんねーだろ。」




「でも‥」




「ごちゃごちゃ言わないで早く乗れよ。」




「は、はい。」







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