サンタは女子高生




カーテンは風に揺られ、月の光で透き通るように光っている。








絵莉が震える足を一歩一歩前に出し、カーテンに触ると、それはまぎれもなくシルクのカーテンだった。








驚きのあまり、絵莉が言葉を失っていると








「信じてくれた?」







真輝が満足そうに絵莉の頭に手を置いた。
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