サンタは女子高生




「事実、私は普通の女子高生をしてるよ。でも、クリスマスの夜三時間だけは、サンタさんとしての真輝になる。それは、私の宿命だから。」









「しゅくめい?」









「絵莉ちゃんにはまだ難しいかな。・・・これは、私にしか出来ないことだと思う。だから、私がやらなくちゃいけないんだ。」










真輝的には分かりやすく言ったつもりだったが、まだ絵莉には難しかったらしく首をひねっていた。
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