サンタは女子高生




真輝はフッと笑い、絵莉の頭をくしゃくしゃに撫でた。







絵莉はそれに逆らうでもなく、ただ真輝の顔を見ていた。








「どうした?まさか・・・私に惚れた?」








真輝に言われるまで、真輝の顔に見入ってしまっていた事に気付かなかった。








「違うもん!」








そう言って、絵莉は勢いよく真輝の手を振り払った。
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