俺様王子☆年下カレシ2
「良かった!」


オレの態度に痺れを切らしたのか、初めからそのつもりだったのか


サチさんはにっこり笑うと、オレの前を先々歩いて、リビングのソファに腰を下ろした


サチさんの履いてるスカートの裾がフワッと揺れる


「太久ちゃん、お茶ちょーだい」


「ハイハイ」


オレはキッチンに行くと、彼女の為にお茶を注ぐ


姉ちゃんがいたら、オレこんなん絶対やらねーんだけど…。サチさんといると、何故か尽くしたくなる


惚れた弱みってやつかな?


サチさんは自分ちにいるかのように、リモコンを手に取りテレビをつけた
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