俺様王子☆年下カレシ2
チュッ


オレの唇が、優しくサチさんの肌に触れる


そして…静かにそっと唇を離した…


すると思った通り、彼女はオレを見上げて少し不満そうな顔をした


「…あれぇ、太久ちゃんそこは場所が違うでしょ?おでこじゃなくてぇ、こ~こ」


そう言ってサチさんは、自分の唇をピンと伸ばした人差し指でピタピタ叩く


そう…オレは


彼女の唇じゃなく、おでこにキスをした


「…サチさん」


「なあに?」


「…オレの事好きですか?」
< 21 / 111 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop